2007年9月2日日曜日

再校校正が終了しました!

今回は2回目の校正、再校を終えました!

点検したことは、以下の通り。

・初校の訂正箇所の確認
・文章の長さを調整(20ページ分削除)
・今回初めて校正に入った写真、地図の点検
・文章の素読み校正

難しいのは、ルビを付ける範囲。
文庫本なので、読者層は限りなく広く考えているので、とにかく親切にをモットーに。
少しでも読みにくいモノ、項目単位でも初出のものにルビを振る等。
ただ、その範囲を決めるのは大変。
本の性質上、旧国名が頻出するが、どこまでルビを振るか、など。
でも、原稿段階から丁寧にルビをつけていたので、わりかし読みやすくなっている自負はあります。

もう一つ、表記の統一はいつまでたっても難しい。
 行う/おこなう
 考える/かんがえる
などなど。
他に漢字が多いので、取っつきやすくするため、原則としてはひらがなを採用したケースが多い。
これを著者がやろうとするから、なお大変なのです。

それでも本日宅配便でゲラを担当編集の方に明日午前必着で送付、これで一山を超えました。

嫁さんにだいぶ校正を手伝ってもらったので、こんばんはお寿司をごちそうさせていただきました。

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