いきなりですが、今度出版する本のタイトルは、『全国「一の宮」徹底ガイド』です。
一の宮。皆さんご存じでしょうか?
「愛知県に尾張一の宮って駅があったなぁ」
「千葉にも上総一の宮があるよ」
「一の宮、神社のことかなぁ」
こんな印象を持っている方が多いのでは?
端的に言えば、一の宮とは全国68カ国にそれぞれあった地域ナンバー1神社。
約1000年ほどまえ、朝廷より地位と権威が認められたことによって
与えられた称号、それが一の宮なのです。
ただ、法律などで定められたわけではないため、国によっては
われこそ一の宮と名乗る神社が複数あるところもあります。
そのため、学界ではどこが一の宮か、それぞれ学説が確定していないところもあるのです。
神社は残存する建物としては決して古くからのこるものばかりではありませんが、
そこに存在した意味、理由があるはずです。
そんな神社の裏に潜む歴史の余韻に思いをはせながら一の宮を巡礼すると、
だんだんと日本がみえてくるような気になってきます。
一の宮は全国にまんべんなくあります。
だからだれでもすぐに一の宮巡礼の旅を始めることができます。
しかし全国にあるのだから、やりがいのあるのも事実です。
本書はその一端を紹介するための本です。
本書をたずさえて、あなたも一の宮探訪の旅に出てみませんか?
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